<巨人1-5阪神>◇17日◇東京ドーム
巨人はあと2アウトから阪神の本塁打攻勢を食らい逆転負けを喫した。9回1死から登板した越智大祐投手(25)が鳥谷に2ランを浴びた。打球を見届けぼうぜんと汗をぬぐった右腕は、その後も林に2ランを打たれKO。代わったM・中村も葛城にソロを浴び万事休した。1イニング3被本塁打は今季チーム初。派手に試合をひっくり返され、2位中日に4・5差と迫られた。
新井に内野安打を許した直後の初球だった。本塁打警戒の場面で、捕手鶴岡は外角低めの直球を要求した。越智の球威を考えれば無難な選択だったが、投球は真ん中やや低めの失投。鳥谷の好きな「ツボ」に入ってしまった。越智は「やられるときはやられる。もう少し考えないと」とゲームを分けた1球を悔やんだ。
先発ディッキー・ゴンザレス投手(30)が7回無失点と好投。8回は右打者2人に対しオビスポを挟み、4番金本から山口を投入した。山口は金本、9回先頭ブラゼルと左打者を抑えアンカーに託した。越智は5日間休養し体調も問題なかった。原監督が「8回1/3までは粘り強く、締まった展開だったが」と振り返ったように、石橋をたたいた継投が決まる寸前だった。
指揮官は「あと2アウトが遠かった。ヒット、ホームラン、ヒット、ホームラン。2度とあってはならない」と越智に奮起を促し「敗因はバッティング。まともなヒットがなかった」と続けた。今季初先発の阪神金村暁に対し1点しか奪えなかった打線の沈黙に厳しかった。18日に左手手術明けの守護神クルーンが復帰。出場選手登録を外れた豊田に代わり、左腕深田もブルペンに加わる。態勢を立て直しライバルの猛追を封じる。【宮下敬至】
[2009年7月18日8時39分
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