<日本ハム5-3ソフトバンク>◇29日◇札幌ドーム
日本ハムが、2年ぶりパ・リーグ制覇へのラストスパートに入った。ソフトバンクとの首位攻防3連戦の2戦目を5-3と快勝。4連勝で前夜に点灯した優勝マジックを2つ減らし、27とした。
札幌ドームの熱狂的支持を受けたのは、ターメル・スレッジ外野手(32)だ。同点の7回、直前で高橋が敬遠されて2死一、二塁。カウント0-2から、三瀬の外角スライダーを中堅へ運んだ。決勝2点二塁打。お立ち台のヒーローに選ばれ、アクシデントを笑いに変えた。「みなさんもうがい、手洗いをしっかりしてインフルエンザには気を付けてください」と訴えた。
18日に感染が発覚。同日から5日間の隔離生活を送った。異国での奮闘の支えになっているエミリア夫人と長男ティー君にも会えない、つらい日々。この日のハッピーエンドで「入った経験はないけれど、すごく待遇のいい留置場だったよ」と言えるほど、もう過去のことになった。
0-0で均衡が破れない4回、ホールトンから右中間席へ一直線で突き刺さる先制ソロをかけた。スレッジは「あそこの場面で打てて、本当にうれしかった」と喜んだ。陰の努力を惜しまない主砲の活躍でチームはソフトバンクに6・5ゲーム差をつけ、盤石の独走態勢に入った。【高山通史】
[2009年8月30日8時22分
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