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小宮山引退「信じられないほど体の衰え」

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引退会見を行ったロッテ小宮山は、スッキリした表情で記者の質問に答える
引退会見を行ったロッテ小宮山は、スッキリした表情で記者の質問に答える

 パ・リーグ最年長のロッテ小宮山悟投手(44)が21日、千葉マリンスタジアムで引退会見し、笑顔で日米19年のプロ人生を振り返った。「44にもなって野球ができたのは不思議なくらい。自分に感心しています」。4月4日に今季チーム初の勝利投手。だが1月の自主トレから「思うようにボールを投げられない。自分でも信じられないほど体の衰え」と異変に悩まされた。8月に球団から来季も戦力の方針を伝えられたが「劇的に体力が若返らない限り、来年も状況は変わらない」と引退を決断した。

 ただ野球人生は「楽しいことしか頭に出てこない」と、悔いはない。完全燃焼した。「達成感があった」とベストシーンに選んだのは、当時もバレンタイン監督が率いた02年メッツのホーム開幕戦。人前で涙を見せない男が「そこに至るまでにいろいろあり、夢がかなった瞬間だった」とセレモニーで名前を呼ばれて、目頭を熱くした。99年オフからの4年間で戦力外、メジャー移籍、浪人、ロッテ復帰の波瀾(はらん)万丈も「奇跡的な野球人生と言っても過言ではない」と結んだ。

 今後は「おそらく死ぬまで、野球界には携わっていきたい」と、幅広い活動を視野に入れる。中でも力を入れるのは、プロとアマの懸け橋。特に母校・早大への思いは強く「びっくりするくらい鍛えられた。あの4年間は大きかった」と後輩たちに、何らかの形で経験を還元するつもりだ。【中島正好】

 [2009年9月22日9時52分 紙面から]


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