オリックス岡田彰布監督(51)が15日、常夏の楽園で、ドラフト1位候補の「菊池対策」を練る考えを明かした。評論家時代の8月に申し込んだ1週間の家族旅行のため、関西空港からインドネシア・バリ島へ出発。「まさか今年監督になってドラフトと思わんもん。1カ月前まで眼中になかった。編成の書類はトランクに詰めてきたよ」。監督就任会見翌日の渡航とあって、球団からもらったドラフト、新外国人などの補強資料を手に苦笑いが出た。

 中でも花巻東・菊池の争奪戦となるドラフトは2週間後に迫り、心からバカンスを楽しめる時間は少なそうだ。「うちが菊池にいくかどうかの最終決定は戦略上、ドラフト前日になる」としながら「指名は9か10球団か、過去最高になるやろ」と分析。「でも獲りに行くのはええけど、絶対クジになるし当たらん確率が高い。(外れ1位も)重なるやろしクジは2、3回になるぞ。外れた時を考える方が大きくなるやろ」と危機感を口にした。

 バリ島では資料を基にした外れ1位のリストアップ、他球団とのシミュレーションだけでなく、再度菊池への評価も見直す。「準優勝した春はものすごいよかった。春は気候とかで打つ方が(準備に)遅れるのもあるからね。夏は故障もあったけど、結構打たれてたし」と指名回避にも含みを持たせた。もちろん指名すると決まれば「クジはあんまりあかんけど、そうなると思う」と自らの手で引き当てる覚悟。頭の中は菊池、菊池でいっぱいの旅行になりそうだ。

 [2009年10月16日12時12分

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