今季限りで阪神を戦力外になった今岡誠内野手(35)の広島入りが12日、一転して「白紙」になった。この日、広島市内の球団事務所で方針を検討。総合的に判断した結果、守備や走塁を重視するチームカラーもあり、打撃のイメージが強い今岡の獲得を見送ることになった。

 前日11日のトライアウトで川端編成部長らが視察。今岡の打撃シーンをビデオ撮影するなど熱視線を送っていた。同部長が「阪神では(復調の)きっかけを完全に失ってしまったが、環境を変えれば、きっかけをつかめると思う。まだまだできると思う」と話すなど、獲得に前向きだった。

 しかし、この日、ビデオ映像を見た松田オーナーらを交えた最終的な結論は「見送り」だった。鈴木球団本部長は「検討はしたけど、ないということ」と説明。球団首脳も「プレースタイルが(広島と)合わなかった」と説明した。今季、ワーストの23試合出場にとどまり、打撃で4シーズン不調が続いている上、守備走塁面での戦力としては懸念された。

 [2009年11月13日8時28分

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