今季1番に定着した巨人坂本勇人内野手(21)が20日、来季の目標に100得点を掲げた。「(得点は)チームの勝利にもつながるし、意識してやっています。100得点できればいいですね」。セ・リーグでは07年のヤクルト青木(114)以来で、巨人では06年の李承■(101)、1番打者では04年の仁志(106)以来の大台突破に照準を定めた。

 今季はリーグトップタイ87得点を記録したが、100得点の達成には出塁率のアップがカギを握る。両リーグ唯一達成した西武中島は3割9分8厘。坂本は3割5分7厘で4割近い出塁率が求められるが「出塁率が関係してくると思う」と自覚。この日は、都内で開催された葛西少年野球連盟西支部の野球教室に大道らと参加。約300人の子供たちに指導。小学生との勝負で中堅頭上を越える特大の三塁打で子供たちを喜ばせた。【久保賢吾】※■は火へんに華

 [2009年12月21日15時9分

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