宮城県出身のプロ野球選手と同OBによる少年少女野球教室が23日、仙台市内の東北福祉大トレーニングセンターで行われた。現役選手では楽天小坂誠内野手(36)巨人星孝典捕手(27)ヤクルト志田宗大外野手(30)由規投手(20)の4人が参加し、26チーム約300人に指導した。

 野球教室終了後、楽天小坂にサインを求める長蛇の列ができた。約200人に対応し「シーズン中は、なかなかサインができないので、できるだけしようかなと思いまして」と小坂。この野球教室には9年連続の参加で「子どもたちに教えるのは、自分にも勉強になるんです」と子供たちとの触れ合いを楽しんでいた。

 巨人星は「今年の(交流戦の)楽天戦では、終盤に出させていただきましたが…。ちゃんとした1軍選手として出られるよう頑張ります」と、温情采配による出場ではなく、実力で凱旋(がいせん)を飾ると意気込んでいた。【金子航】

 [2009年12月24日12時7分

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