指揮官やめてもボヤキは止まらないようで…。楽天野村克也前監督(74)が11日、山形市内で約1500人を前に講演会を行い、楽天への思いを語った。監督交代劇での球団批判は展開していたが「チーム自体は好き。応援してあげてほしい」と強調。その上で、ブラウン新体制を「外国人監督になって、みんなが言いたいことを言えるのかどうか…」と、言葉の壁を案じる様子だった。

 一方で、得意の?

 リップサービスも。「山形で高校野球の監督をしたい。3年以内に甲子園に行く自信あり」と冗談で会場をわかせるなど、冗舌は止まらない。「野球の話はやめられない」と、南海時代の話を含め予定の90分を15分も過ぎるまで話し続けた。今年も「ノムラ節」から目が離せない。

 [2010年1月12日11時38分

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