楽天の本拠地Kスタ宮城に、日本国内最大級の大型ビジョンが設置されることが20日、分かった。右中間最深部、バックスクリーン右に幅20・64メートル、高さ16・32メートル、実に1036インチの液晶画面が登場する。面積は東京ドームのメーンスコアボード+カラーボードの約1・5倍という、想像もできない大きさ。総工費は約3億円で、シーズン開幕までに完成する。

 ブラウン監督を迎えた今季を「球団第2次創設元年」と定めた楽天。ハード面の目玉が超大型ビジョンだ。球団幹部は「大きな画面を使い、ファン参加型の球場演出を現在検討中です。集客面でも期待します」と意気込む。自慢はサイズだけじゃない。同幹部は「選手紹介時は打率、打点、本塁打だけではなく、より細かなデータをお届けする。コアなファンの方々が喜んでいただけるように」。大画面の利点を生かし、きめ細かくニーズに応える。

 [2010年1月21日9時1分

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