ヤクルトのルーキー松井淳外野手(22=日大国際関係学部)が春季キャンプ第1クール最終日の4日、高田監督から初めて直接指導を受けた。浦添市民球場の室内練習場でフリー打撃を行っていると、同監督が打撃投手として登板。約20分に渡って打ち込んだ。自慢の打撃を間近でアピールするチャンスだったが「力が入りすぎました…」と苦笑いで振り返った。

 バットを出すタイミングが早く「ボールを引きつけてから打て」と、身ぶり手ぶりでアドバイスも受けた。11日から3日間は紅白戦が予定され、目標の開幕1軍への第1関門となる。「疲れはあるけど、調子はいいです。なんとか結果を残してアピールしたい」。高田監督からも「パワーもあるし、持っているものはいい。早く実戦で見たいね」と期待されていた。

 [2010年2月5日11時0分

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