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泥だらけの西岡、新主将が志願監督ノック

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監督のノックで特守をする西岡(撮影・柴田隆二)
監督のノックで特守をする西岡(撮影・柴田隆二)

 ロッテの新主将、西岡剛内野手(25)が、西村監督から志願のノックを受け、7年ぶりにユニホームを泥だらけにした。7日、石垣市中央運動公園サブグラウンドで1時間、205球をさばいた。「こんなに激しいノックは入団した時(03年)以来。今年はやるぞという気持ちの表れです」と充実感を漂わせた。

 数日前に特守を行うことが決まった時に、西村監督に「打ってください」と直訴。主力野手最年少の25歳で主将に抜てきされ、ナインを鼓舞するためにも自ら厳しい状況に追い込んだ。大勢のファンが見守る中、10分を過ぎたころから足元がふらつき始めた。左右にボールを振られ背中まで泥だらけにして横っ跳びキャッチ。173球目には体が動かずグラブを投げ出したものの、「ラスト5分」のかけ声でサングラスを外してラストスパート。「ラスト5球」は厳しい球をすべて捕球して意地を見せた。

 2年目の04年に1軍に定着後は、バレンタイン前監督の指導方針もあり、ケガをしないよう激しいノックは行わなかった。その影響か、もともと天才肌の西岡にとってビッグプレーがある一方、球際の粗さや凡ミスもあった。「今年はミスをなくして真剣にゴールデングラブ賞を取りたいと思っている」と、もう一段上のレベルを目指す決意を口にした。

 主将としての自覚もあった。キャンプイン前に茶髪を封印し、黒い短髪で気合を表現。さらにキャンプ初日には新人3人を食事に誘う気遣いも見せていた。西村監督は「7年前にノックした時はすぐに首が痛いと言って止めてしまったが、今日は最後までもった。キャプテンになって大人になったと思う」と、キーマンの成長に確かな手ごたえを感じていた。【鳥谷越直子】

 [2010年2月8日7時55分 紙面から]


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