雄星にとってキャンプ8度目、工藤にとって2度目のブルペン投球で“共演”が実現した。西武の宮崎・南郷キャンプは12日、2日ぶりブルペンの工藤公康投手(46)が初めて捕手を座らせて79球。「足もとが安定しなくて今日は参考にならない。でも1回目よりは良かったかな」と前日の雨でぬかるんだマウンドでも、生きたボールを投げ込んだ。2つ隣のブルペンに入った菊池雄星投手(18=花巻東)も、28歳上の左腕に触発されたかのようにプロ最多154球を投げ込んだ。

 「横目で見て、リズム、テンポ、コントロールはもちろん、すべて参考になりました」と雄星。見て盗むだけでなく、悩みを抱える調整法も直接相談した。「ピッチングでフォームを固めるのは間違いだと言われました。早く実戦で投げたくて、すぐブルペンで投げ込んでしまっていた」と反省。助言に従い、13日はブルペンに入らず遠投などで調整することにした。

 渡辺監督は「最初から最後まで腕を振ってたね。オレからしてみればやっとスタートライン」と本格化のきざしが見えて、安堵(あんど)の表情だった。実戦登板については白紙の状態としながら、今後はフリー打撃登板などでさらに“刺激”を与えていく方針だ。

 [2010年2月13日8時47分

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