これがオカダ流の苦手克服よ!

 オリックス岡田彰布監督(52)は9日の楽天戦(姫路)で開幕ローテ候補の山本省吾投手(31)をオープン戦初先発させる。20日からの開幕3連戦でいきなり激突する相手。あえて先発の可能性がある左腕をぶつけるだけの意図がある。岡田監督は「楽天には(チーム全体で)4勝やろ?

 考えられへん。山本も楽天に悪いみたいやし、どんなもんか、ワザとぶつけたんや。どういう感じでやられたか、な」と説明した。

 いわばショック療法とも言える起用だ。昨季楽天戦の対戦成績は4勝19敗1分け。借金30の半分を占める最下位に沈んだ“元凶”になった相手。山本も4試合0勝3敗、防御率5・40と結果を出せなかった。まだ先発ローテ投手に登板順を通達していないものの、指揮官も「普通なら(山本を)あてへん。開幕(カード)で投げる可能性があるし」と、手の内を見せるリスクを背負って、借金の原因究明を優先させた。

 阪神監督時代は交流戦4シーズンで対楽天戦は14勝6敗。「組みやすし、やったな」と振り返りつつ「でもチームも変わっている」と警戒。例年オープン戦から分析を始めるが、今年は初めて久米島キャンプへスコアラーを派遣。同じく新生のブラウン楽天をマークしてきた。岡田監督は「オープン戦やし、腹の探り合いになる」とも話し、山本起用は錯乱作戦の側面もありそうだ。

 [2010年3月9日10時47分

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