マツダ男が中継ぎを救う。阪神能見篤史投手(30)が30日広島戦(マツダ)で今季初登板を果たす。開幕以来、先発陣が6回を持たず、リリーフは早くもフル稼働中だ。昨季3試合に中継ぎ起用されて難しさも理解する男が、相性抜群のマウンドで、先発の本分を全うする。
2勝1敗と勝ち越した開幕カードだが、安藤が5回、上園が5回1/3、下柳が5回と先発は6回まで投げ切れずに降板していた。その穴を、7人が待機する中継ぎ陣がカバー。久保田、メッセンジャー、筒井は開幕からいきなりの3連投になった。さすがに、山口投手コーチも「先発にがんばってもらって、球児につなげること」とスターターに活を入れた。
「やることは一緒なので。1人1人打ち取っていきたい」。甲子園室内練習場で最終調整を行った左腕は淡々と話した。求められる仕事が何たるかは分かっている。
マツダスタジアムにめっぽう強いのが望みだ。昨季は、4試合で1完封を含む無傷の4連勝。30回1/3を投げ自責点0と信頼度は抜群だ。平均投球回数は7・58回と中継ぎ陣に「休み」を与えながら勝利に導いた。開幕前最後の登板となった、21日のオープン戦広島戦(マツダ)では5回8安打5失点と打ち込まれたが、城島の試験的リードが影響したもので不安はない。「いいイメージを持ってやっていくだけ」。「ミスター・マツダ」がお疲れ救援陣の救世主になる。【鎌田真一郎】
[2010年3月30日11時41分
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