“投壊”を救ってくれ!
阪神の新戦力ジェイソン・スタンリッジ投手(31=フィリーズ3A)が10日のウエスタン中日戦(四日市)で来日初登板することが決定した。先発で3回を投げる予定。好投すれば、15日巨人戦(東京ドーム)での1軍デビューが見えてくる。4日の来日から異例のスピード昇格で先発ローテーションに加わる可能性が出てきた。
就労ビザの手続きなどで、試合に出場できない状態だったが、この日までに問題はクリア。初めて背番号55のユニホームに袖を通し、鳴尾浜球場で練習した。米国での最終登板は3月26日で、フィリーズのマイナーキャンプでオープン戦に先発している。来日後もすでにブルペン投球を終えており、調整は順調だ。「アシタ、ガンバリマス!」と初実戦に気合十分だった。
スタンリッジへの期待は膨らむ一方だ。9日のヤクルトとの初戦は先発安藤が6回に逆転3ランを浴び、開幕から精彩を欠いている。真弓監督も「あの1発が痛い。何とかは踏ん張ってもらわないと」と背信投球に険しい表情を浮かべた。連鎖反応のように、筒井、メッセンジャーが失点。終わってみれば、2戦連続の8失点だ。前日に不調の江草が2軍に降格するなど、先発だけでなく、中継ぎ陣にもほころびが出てきた。
借金が「2」となり、“投壊”の悪い流れを早急に断ち切りたいところ。スタンリッジが登板可能となったことで、カンフル剤として期待感が高まってきた。【田口真一郎】
[2010年4月10日11時32分
紙面から]ソーシャルブックマーク




