球審がヘルメットを着用する動きが広がっている。4月16日に行われたプロ野球のヤクルト-DeNA5回戦(神宮)で、打者の手から離れたバットが川上拓斗審判員(30)の側頭部を直撃してから2カ月が経った。アマチュア野球界では今、審判員の安全整備が進んでいる。大学野球界の現状やメーカー側から思いをたどる。

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国内大手総合スポーツ用品メーカーの「ミズノ」も対応を急ぐ。同社では審判専用のヘルメット自体はないが、高まるニーズを受けて現在販売している2種類の捕手用ヘルメットを代わりに推奨。担当者は「どちらのタイプも日本のSG規準(=製品安全協会が認定。適合したものにはSGマークが付く)を満たしたものであり、安全性はしっかりと担保されています」と説明した。特に審判帽に近い感覚で使えるつば付きタイプへの問い合わせが急増し、在庫確保へ対応を急いでいる。重さや熱中症のリスクの高まりなど課題克服しながら「軽くて、通気性も良く、しっかり守れるもの」を目指す考えを示した。