ソフトバンクが最新兵器の導入に乗り出した。先月末に関連会社のソフトバンクモバイル社が販売を開始した情報端末「iPad(アイパッド)」をチームへ配布する計画が3日、明らかになった。まだ検討中の段階だが、昨季に全選手へ配布された「iPhone(アイフォーン)」に加え、新たな“補強”を模索し始めた。

 すでにチーム内では杉内や小久保、大隣らが自腹で注文したという。他の選手も興味津々で、球団関係者は「(配布を)検討することになる」と説明した。「iPhone」では非売品の専用ソフトが組み込まれ、過去の試合映像などがチェックできる。「iPad」なら大画面で細かい動きまで見ることが可能だが、現時点では専用ソフトが開発されていない。関係者は「配布が決まったり、選手からの要望が多くなれば、専用ソフトも新たに開発することになると思う」と見通しを示した。あとは孫オーナーの太っ腹に期待!?

 [2010年6月4日10時58分

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