<阪神6-10ヤクルト>◇8日◇甲子園

 城島健司捕手(34)が、9試合連続安打をタイムリーで記録した。1回、1点先制し、なお2死一、三塁で加藤の118キロの外角変化球にバットを伸ばした。右前に落ちる適時打でリードを2点に広げ、安藤を援護した。「たまたま。人のいないところにとぶこともある」。淡々と話したが、これで6月29日中日戦から打ち続け、打率2割8分6厘に上昇した。

 相棒のバットに細心の注意を払っている。持ち運びにはジェラルミンケースを使って、バットの状態を一定に保つ。特に梅雨時はバットが湿気を吸って重さが変わることがないように気を使う。さらに「ロッカー室でも風呂場に近い人のバットは湿気で重くなる」という。プロとして最高の結果を出すために、細かいところまで気を配っている。

 連続試合安打は伸びたが、チームは敗北。城島は7点を失った4回について「3点差なら十分チャンスがあったと思う。ただ逆にゲームを決められるような一発を打たれた」と畠山の満塁弾を悔やんだ。その上で「安チャン(安藤)の内容まで悪くならないようにしたい。ボール自体はこの前と変わっていない」と気遣っていた。【益田一弘】

 [2010年7月9日11時21分

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