横浜のエース織田翔希投手(3年)が「大怪物」への階段を上った。日南学園(宮崎)戦で甲子園史上最速の156キロをマークした。6回無死二、三塁で登板すると申告敬遠で満塁とした後、谷口への3球目、空振りを奪ったど真ん中への球で記録した。2年生左腕、小林鉄三郎投手が、甲子園での先発デビューを飾った試合。後輩を救う無死満塁の大ピンチでの快投にどよめきが起こった。

◆球速メモ 横浜・織田が156キロを計測した。甲子園の球場表示では07年夏の佐藤由規(仙台育英)、13年夏の安楽智大(済美)、25年春夏の石垣元気(健大高崎)がマークした155キロを上回る高校生の最速。

◆スカウト計測では 過去は01年夏の寺原隼人(日南学園)が出した158キロが最速。これは大リーグのブレーブスが計測した98マイルを換算した約157・7キロだが、当時テレビ中継だけに表示した甲子園球場のスピードガン(92年設置)では154キロだった。スカウトの数字は場所や機器の違いなどで球場表示の上や下にぶれることがある。