<ソフトバンク6-6オリックス>◇12日◇福岡ヤフードーム

 ソフトバンク大隣憲司投手(25)が、痛恨の2被弾で勝ちゲームを台無しにした。主砲カブレラに先制ソロと同点の満塁弾を浴び、6回5失点。「せっかくあれだけ点を取ってもらったのに、情けない。申し訳ないとしか言えません」。この日1軍復帰して意気込んでいたが、信頼を取り戻すことはできなかった。

 4回に先制パンチをくらった。1死走者なしから、内角低めのチェンジアップを左翼席上段へ運ばれる145メートル弾。5回に一挙5得点で逆転してもらった直後の6回に四球、内野安打、死球で1死も取れずに満塁のピンチを招き、痛恨の同点満塁弾を浴びた。内角低めスライダー。左翼席前列へとアーチがかかると、肩をガックリと落として両ひざに手をついた。

 勝ちゲームが泥沼の死闘に変わった。6回に小久保の適時打で勝ち越したが7回に追いつかれ、6-6で延長戦に突入。12回2死二塁のサヨナラ機で、代走の二塁走者・江川がけん制アウトで試合終了となった。今季パ・リーグ最長となる5時間3分の末、痛み分け。松中が離脱した日に、勝てる試合を取れず、ダブルショックとなった。秋山監督は「あんな終わり方ないよな」と、ため息まじりに振り返った。【太田尚樹】

 [2010年8月13日11時3分

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