<巨人1-5横浜>◇15日◇東京ドーム
見せ場すら作れず、首位から陥落した。巨人打線が大家から奪った得点は失策が絡んだ初回の1点のみで、8回途中まで散発4安打に抑え込まれた。連勝が止まった原辰徳監督(52)は「相手投手のテンポというか、相手のペースでピッチングをされてしまった」と、大リーグ仕込みの投球術に脱帽するしかなかった。
打者の手もとで「チョロチョロ変化する」(篠塚打撃コーチ)ムービングボールへの対応に苦しんだ。ゴロアウトは12個。絶好調のエドガーも無安打に抑え込まれ「外角のカットボールと内角のシュートをうまく散らされて、バランスを崩してしまった」と、舌を巻いた。負傷欠場の阿部の代わりに5番に座った高橋も、チャンスで凡退を繰り返した。4回無死一塁では併殺打、6回2死一、三塁は一ゴロに倒れ「ミスショットが何度かあった。うまくいかなかった」と、悔しそうに振り返った。
負け越した7月に続いて、8月も黒星先行の苦しい戦いが続く。広島、ヤクルト、横浜と下位3チームとの9試合は3勝6敗と想定外の結果に終わった。1、2番の不振や先発投手陣の駒不足…。チームが抱える不安材料は解消されないままだが、じっくりと立て直している時間はない。16日から敵地に乗り込んでの中日、阪神との6連戦。原監督は「1人1人がコンディションを整えて相手に挑んでいかないと」と、ライバルとの直接対決に向け気持ちを奮い立たせた。【広瀬雷太】
[2010年8月16日9時16分
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