<ロッテ3-2西武>◇25日◇千葉マリン
おかわり効果も、あと1歩が届かなかった。6月に右ひじを手術した西武中村剛也内野手(27)が緊急昇格。77日ぶりの1軍復帰戦に「4番DH」で先発して2安打をマークした。2回に復帰初安打を放つと、劣勢の8回には左翼線二塁打でつなぎ役となり、1度は2点差を追いついた。力強い打撃で、打線を引っ張ったが「序盤でつかまえられなかった」とポツリ。ロッテ先発の渡辺俊を攻略できず、今季2度目の5連敗に肩を落とした。
同点直後の8回に投入した3番手工藤が、サブローに被弾した。ここ2戦は安定感が光ったが、1死後、内角を狙ったカットボールをとらえられ「打たれちゃ、ダメだよ」と敗戦の責任を背負った。1発のある打者に対して、不用意な内角攻めに渡辺監督は「本塁打を打たれちゃいけない場面。あの年齢だから、内容じゃなく結果がすべて」と厳しかった。
不振の打線のカンフル剤と期待した中村には「打つ方に関しては問題ない」と渡辺監督。当面はDHで起用していく方針だ。だが泥沼の連敗は止まらず、首位はキープも3位まで1ゲーム差以内。接戦を落とし「今後はこういうゲームが多くなる」と、まゆをひそめた。【柴田猛夫】
[2010年8月26日10時36分
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