<ソフトバンク2-4オリックス>◇25日◇福岡ヤフードーム

 ソフトバンク和田毅投手(29)が粘り負けた。今季自己ワーストタイの10安打を浴びながら7回2失点にとどめたが、オリックス金子千に投げ勝てず、7敗目。自己最多となる15勝目への挑戦は再び失敗して、今季自身初の連敗となった。降板してベンチに座ると、いら立たしげにタオルで頭をかいた。

 和田

 あんな投球をしたら勝てない。(毎回の走者を背負い)リズムが悪すぎた。僕のせいです。

 7回2失点。責められる数字ではない。直球の最速は138キロにとどまり、絶好調には遠い状態だった。3者凡退は1度もなく、全イニングで走者を背負った。ひたすらに低めを突く投球で1本の長打も許さず、10安打で2失点に踏みとどまった。だが、黒星を喫してしまっては何の満足も得られなかった。

 もうひと踏ん張りができなかった。1回に四球と安打で1死一、三塁のピンチを招くと、カブレラにはカウント0-3から左前へ適時打を許して先制点を献上。4回にも2死一、二塁から坂口に中前適時打を浴びてリードを2点に広げられた。秋山監督は「先発の仕事はした」と評価しながらも「先に点を取られても、いかに次の点をやらないかが大事。1点差ならチャンスはあるから」と悔やんだ。この日の試合前まで今季4勝1敗、対戦防御率1・36と得意にしていたオリックス打線に根負け。「悔しいけど、また次で頑張ります」。この悔しさは1週間後にぶつけるしかない。

 [2010年8月26日11時56分

 紙面から]ソーシャルブックマーク