<楽天2-4日本ハム>◇24日◇Kスタ宮城
今オフ、ポスティングシステムによるメジャー移籍を視野に入れる楽天岩隈久志投手(29)が日本ハム戦に先発した。6回4失点で降板し今季通算は201イニングに到達。役割を全うしたエースは「修正するにも、もう機会がないと思う。『最終戦投げるか』と言われたが、分からない。1年間ケガなく、ローテーションを守れたことは良かった」と淡々と話した。去就を明確にすることはなかったが、今季28度目、連続208試合に伸びたこの日の先発が、日本球界ラスト先発となることが濃厚となった。
最終戦となる29日の西武戦(Kスタ宮城)に先発することはできる。ポスティング移籍する場合、本拠地ファンに最後の雄姿を見せることが重要だが、115球投げた後の中4日で長いイニングを投げ抜くのは困難。加えて24日時点で、パ優勝は決まっておらず、対戦相手の西武にとって大一番となることが十分考えられる。消化試合でない公式戦で先発→早期降板となると、西武と優勝を争うソフトバンクに有利または不利となる恐れがある。
体調確認した上、中継ぎ登板の公算が大きい。チーム関係者は「(登板を含めた結論は)最終的に彼を尊重してあげるべき。米国に挑戦することだってそう。寂しいし、チームにとって痛いが、彼の人生なんだから」と話し、球団創設時からの功労者である岩隈の決断に、最大限配慮する姿勢を示した。最終戦後にシーズン終了セレモニーが行われる予定で、選手会長あいさつは通例。本人の口から進路を語る舞台がある。【宮下敬至】
[2010年9月25日11時45分
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