イチロー超えより得点重視!

 阪神マット・マートン外野手(29)が、200安打&100得点でチームを救う。史上4人目の200安打を記録した助っ人の、次の目標はあと「1」に迫る100得点。「それは達成したいよね。得点っていうのは、チームの勝ちにつながるからね」。記録に目もくれない男が、珍しく数字に興味を示した。25日広島戦(甲子園)にも、また1つ勲章を手に入れる。

 23日中日戦(ナゴヤドーム)、史上4人目の200本安打を華々しく本塁打で飾った。さらに1安打を記録し、現在134試合で201安打99得点。144試合換算だと216安打で、日本新記録も射程圏内にとらえている。だが、次に狙うは日本記録の94年イチローの210安打かと思いきや、チームの勝利を第一に考え助っ人は違う。「それ(最多安打の日本記録)は知っているけど、気にしていないよ。行くかも知れないけど、とにかくチームが勝つことが一番だからね」と受け流した。

 200安打&100得点は04年オリックス・イチロー、07年ヤクルト青木の2人しかなしえていない快挙。勝ちに飢えるM砲はHマークのこだわりを捨て四死球でもいい、とにかく出塁して本塁を踏む得点を貪欲(どんよく)に求める。

 首の皮一枚で、優勝への可能性をつないだ。残り試合は10試合。「個人記録に注目が集まるけど、チームの勝利が一番。勝つためにプレーするよ」。赤毛の切り込み隊長の執念が、奇跡を巻き起こす。【鎌田真一郎】

 [2010年9月25日11時31分

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