阪神が海外へのフリーエージェント(FA)権を保有する金本知憲外野手(42)と、チームのCS終了後に残留交渉を行うことが13日、分かった。8月17日に3度目の権利取得。今季は右肩痛の影響で連続フルイニング出場が1492試合でストップし、打率2割4分1厘、16本塁打、45打点にとどまったが、誠意を尽くして交渉する。球団首脳は「来季も必要な戦力と考えている。まずしっかりけがを治してほしい」と話した。交渉役の沼沢球団本部長はこの日、クラブハウスで金本とばったり対面。「(休日返上で)来ているのか?」と声をかけると「休んでいられませんよ」と返されたという。

 また球団首脳は、今季国内FA権を取得した関本賢太郎内野手(32)と安藤優也投手(32)についても「大切な来季の戦力」と明言。同じくCS終了を待って、残留交渉を行う方針だ。

 [2010年10月14日11時6分

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