オリックス後藤光尊内野手(32)が24日、今季取得した国内移籍が可能なフリーエージェント(FA)権を行使する意向を示した。スカイマークスタジアムで球団との交渉を終えた後藤は「宣言するのは間違いない」と明言。ただし「オリックスとしては異例の条件をもらった。なので余計に悩みます。どこで区切りをつけるか…」と揺れる思いを正直に口にした。

 球団はFA宣言した上での残留に備え、10日の交渉で提示した2年総額2億円から3年総額3億円へと上方修正。今季5300万円からの大幅なアップは、1億円以上の日本人選手が不在というチーム情勢を踏まえても、破格と言える。これまで村山球団本部長は「球団の精いっぱいの誠意を示した」と10日が“満額提示”で上積みはないと強調してきたが、あっさりと前言撤回。「できる限りをしてさし上げた」と引き留めの本気度をアピールした。

 後藤は「違うところで違う野球をしたいという気持ちがないことはない。でも1つのところでやるというのも…。こんなに苦しいなんて」と結論を出せずにいる。ただFA行使の意志を固めたことで、楽天など他球団との争奪戦に発展するのは確実になってきた。(金額は推定)

 [2010年10月25日11時37分

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