オリックスは27日、ドラフト1位指名候補に佛教大・大野雄大投手(4年)を急浮上させた。都内ホテルで行ったスカウト会議後、村山球団本部長は1位について「左の先発投手がほしいとなった。実力を踏まえ、今の身体能力、肩のけがの状態も踏まえて」と、左肩痛で今秋登板のなかった大野の存在を初めて明かした。最終決定は会議当日ながら、早大・大石達也投手(4年)で“鉄板”とみられた1位に、抜群の能力と故障が混在する左腕が加わった。

 これも岡田彰布監督(52)の陽動作戦の一環か、本心か。球界の情報通で独自ルートを持つとされる指揮官は「情報収集は終わったわ。他球団の戦略?

 変わったとこあるんちゃうか」。大野浮上は他球団の動きを見た上での判断だとにおわせた。その一方、同じ左腕で外れ1位に八戸大・塩見貴洋投手(4年)、残っていれば東京ガス・榎田大樹投手(24)を候補に選んだ。

 [2010年10月28日11時6分

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