巨人は6日、豊田清投手(39)に自由契約選手とすることを通知した。今季は16試合の登板にとどまり1勝1敗。防御率は移籍後最も悪い4・40に終わった。来季の戦力構想から外れた豊田に対し、球団はコーチ就任を打診したが、本人の現役続行の意志は固く退団が決まった。何度も話し合いを重ねた清武球団代表は「コーチとしてチームに残ってほしかった。コーチ補佐をやりながら現役を続行する道も探ったが、本人は選手一本でやりたいということで、やむなく自由契約とすることになりました」と苦渋の決断だったことを明かした。

 [2010年11月7日7時38分

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