阪神が3連勝で、2位巨人とのゲーム差を2に広げた。3カードぶりのカード勝ち越しも決めた。先発の高橋遥人投手(30)は、6回5安打1失点で今季12勝目。

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阪神高橋が思う「いい投手」の定義を聞いたことがある。ポイントを3つ挙げた。

「球のスピード、コントロール。それと、打者に意識させる変化球の数です。多ければ多いほどいいですね」。日頃から考えているのだろう。すらすらと出てきた。説明する前に「自分のことじゃないですからね」と強く断っていたのも高橋らしかった。今年、高橋はスピードにこだわっていることを何度も公言している。「(打者は)やっぱり速いボールが一番、嫌。最強だと思います。あとはやっぱり大きく曲がる球や緩急とかじゃないですか」と説明した。確かに、過去の一線級もそんなイメージの投手は多い。高橋が挙げた具体名は納得だった。「本当に、それこそ山本由伸投手ですよね」。

速球派ではないチームメートの左腕2人も挙げた。意外だったが説明を聞いて納得した。「大竹や(伊藤)将司もです。意識させる変化球があったら、打者は真っすぐで差し込まれるので」。スピードガンの数値ではなく、直球を速く見せる技術を持った投手として名前を出したわけだ。それも「スピード」だ。

この日も要所で150キロを投げて打者を押し込んだ。力強い直球を維持している今年の高橋は、自身が描く理想の投手に1歩ずつ近づいている。【柏原誠】

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