佑ちゃん打って開幕ダッシュ!

 阪神真弓明信監督(57)はオープン戦最後となる3月21日の日本ハム戦(札幌ドーム)で対戦するドラフト1位早大・斎藤佑樹投手(22=早実)を歓迎した。佑ちゃん先発案を日本ハム梨田監督から聞き出し、最強打線の開幕前総仕上げのターゲットに定めた。

 真弓監督が、頬を緩めた。3月25日、シーズン開幕を前にした総仕上げのオープン戦ラストゲーム。自慢のダイナマイト打線が、3・21日本ハム戦で注目の黄金ルーキー佑ちゃんと激突する。

 真弓監督

 (梨田監督が)最後に佑ちゃんが投げてくれると言っていました。注目の選手と最後に対戦してうまく打つことができれば、最高のすべり出しになるんじゃないか。

 梨田監督とは「二八(ニッパチ)会」(昭和28年度生まれのプロ野球選手の集まり)のメンバーとして旧知の仲。親交の深い敵将から佑ちゃんの登板プランを聞き出し「よろしくお願いします」と返答した。

 バリバリの本気モードでの対決だ。真弓監督はオープン戦日程を踏まえて、3・25開幕までの調整プランを披露した。3月16日ロッテ戦(千葉マリン)からベスト布陣でビジター6試合を戦う予定だ。

 真弓監督

 開幕からしっかりした野球ができるように、少し早めにベストオーダーを組めるようなオープン戦にしたい。最後はちょっとドームで、屋根のあるところでしっかりできたらいいなとお願いしていた。たまたま北海道が空いていたのでね。

 ラスト3試合は、日本ハムとのドーム球場3連戦となった。開幕前の最終調整が天候に左右されないよう、指揮官の要望がかなったものだ。

 今年はセ・リーグもパ・リーグも3月25日の同日開幕となっている。日本ハム3連戦では佑ちゃんに加えて、最強右腕のダルビッシュや、シーズン開幕の有力候補ヤクルト石川を連想させる左腕武田勝が最後の調整登板をする可能性が高い。

 開幕直前に11年版ダイナマイト打線が、佑ちゃん&ダルビッシュを打ち抜く。オープン戦の枠を超えた注目カードになることは間違いない。日本中の野球ファンをワクワク、ドキドキさせ、開幕ダッシュの勢いをちょうだいする。【益田一弘】

 [2010年12月15日11時19分

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