日本ハム小谷野栄一内野手(30)が、佑ちゃん級の「マダム・キラー」ぶりをアピールした。18日に札幌市内の商業施設で行われた、バナナなど青果の卸販売で有名な「ドール」のイベントにゲスト参加。マダムを中心にファンが殺到し、小谷野が「年上のお姉さんがだいぶ多かった」と目を丸くするほどの盛況だった。同様の層の女性から人気抜群のドラフト1位早大・斎藤佑樹投手(22=早実)とともにこの分野のファン開拓で、投打の「両輪」を実証した。

 小谷野は今季は打点王のタイトルを獲得するなどして、大ブレーク。これまでも定評があったマダムファンの人気がさらに爆発したことを、身を持って感じた。シーズン終了と同時に自主トレを再開してきたが、現在は表彰式ラッシュ、イベント出演などで小休止。「こういうことも自分にとってはいい経験になる」と前向きだ。来季も4番候補の筆頭は、注目ルーキーと一緒に黄色い?

 歓声を集める最高のデモンストレーションになった。

 [2010年12月19日10時34分

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