初心、思い出しました…。阪神鶴直人投手(23)が23日、大津市内で行われた日本野球機構、日本プロ野球選手会、日本高野連共催のシンポジウム「夢の向こうに」に講師で参加した。近大付1年だった03年12月26日、大阪市内で開かれた同会初回を受講。この日は教える側に回り、滋賀県54校の指導者、部員1629人に投球フォームや心構えを伝えた。

 16歳の冬、阪神赤星、井川、中日立浪、福留ら球界を代表する選手の話に胸をときめかせた。この日会場に詰めかけた高校生を見て「自分の高校時代を思い出しました」。右肘痛を乗り越えた経験について質問を受けると、7年前を思い出し「ストレスをためない、弱気にならない。周囲と話して発散するなど人に頼る」と丁寧に答えた。鶴先生は「来年も活躍して結果を残さなければ。高校生に負けられない」と指導経験を11年の奮闘材料にする。【堀まどか】

 [2010年12月24日11時38分

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