左肘手術から完全復活を目指す阪神岩田稔投手(27)が25日、来年1月13日からソフトバンク杉内の鹿児島での合同トレに数日間参加することを明かした。今オフは単身トレに重点を置くことを明言していたが、4年連続でシーズン180イニング登板の師匠に師事し、ケガしない術を学ぶ。
完全復活へ、岩田は師匠杉内のエキスを吸収することを決めた。「(1月)13日から1週間ぐらい杉内さんとやらせてもらいます」。05年の入団後から毎年ヤンキース井川、ソフトバンク杉内らに師事し、10日間以上の合同自主トレでレベルアップを図ってきた。今回も自主トレ期間最後の1週間は杉内の合同トレの拠点、鹿児島・薩摩川内市内に足を踏み入れる。
岩田
杉内さんはあれだけ投げてケガをされていない。僕は2年連続でケガしてるんで。もう1回、一から勉強したい。
杉内は今季16勝7敗、勝率6割9分6厘で、2年連続で最優秀投手(勝率1位)のタイトルを獲得。奪三振は日本ハムダルビッシュに次ぐ218個をマーク。07年からは4年連続でシーズン180イニング登板するなど、まさに鉄腕だ。
今年3月に左肘を手術した岩田は1軍登板はゼロ。シーズンを棒に振った。巻き返しに向け、同じ左腕の杉内に師事し、不死身ボディーへの変身エキスを得るつもりだ。
10月26日のフェニックス・リーグ巨人戦(久峰)では226日ぶりの実戦復帰を果たし、3回65球を投げ抜いた。高知・安芸の秋季キャンプもシート打撃で好投するなど復活へ手ごたえをつかんでいる。
「弟子入りトレ」も行うが、あくまで基本は単身トレだ。「若手と一緒にやると甘えが出てしまうので」。過去5回のオフから変化をつけ、杉内との自主トレ期間以外は、自己責任の精神で自身を追い込む。
年末年始も無休でトレーニングに励む。「体を完全には休めないようにします」。年末年始は大学時代から通っている施設でトレーニングする予定だ。「単身トレ」+「弟子入りトレ」で体を鍛え抜き、復活ロードを歩む。
[2010年12月26日10時55分
紙面から]ソーシャルブックマーク




