日本ハム藤井純一球団社長(61)が本年度限りで退任することが12月31日、明らかになった。昨年のドラフトで早大・斎藤を、07年高校生ドラフトでは中田をともに4球団競合の末に引き当てるなど、数々の強運ぶりを発揮。名物社長が5年間務めた座を降りることになった。00年からはJリーグのセレッソ大阪の社長も務めた経験があり、競技の違うプロ球団のトップを歴任した人物として話題をさらった。慢性的な体調面の不良にも憂慮して、本社サイドが3月の株主総会を経て退任を正式決定することになった。後任は日本ハム本社関連会社の取締役社長を務める津田敏一氏に内定している。

 [2011年1月1日8時48分

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