異色の逆輸入右腕に弱点発見?

 ロッテのドラフト6位藤谷周平投手(23=南カリフォルニア大)が17日、早くもフォーム修正に着手した。フォームといっても「投球」フォームではない。「走る」フォームだ。「自分では意識していなかったのでびっくりです。股関節が硬いと指摘されました」。足を突っ張ったまま地面を蹴り上げるような走り。関節の柔軟性がないため、車でいう衝撃を緩和させるサスペンションの働きが弱い。190センチの長身だけに「ケガにつながる恐れもある」(球団関係者)と突貫工事に乗り出すことになった。

 当面は「ストレッチやマッサージで(股関節を)柔らかくしていきます」と地道な努力を続けていく。今後は柔軟性を高める四股や相撲の股割りを導入するプランも浮上しており「キャンプまでには何とかしたい」と懸命に取り組んでいく。

 [2011年1月18日8時23分

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