日本ハムの武田勝投手(32)が17日、茨城・常陸太田市内で同僚の八木、大塚、巨人野間口、松本らと自主トレを公開し、今季の目標として200イニング登板を誓った。昨季はチームトップの14勝を挙げたが、登板イニングは168回1/3。同じ26試合に登板したダルビッシュは202回で、水をあけられた。「春先は(調子が)上がらなくて…」と昨年は5月16日広島戦までの9試合で最長6回2/3と、7回まで届かなかった。

 スタートダッシュの重要性は分かっている。「キャンプ、オープン戦が大事。(結果を出さないと)周りの信頼も上がってこない」と早い段階から内容を求めていくつもりだ。この日は、股関節を意識したトレーニングや、キャッチボール、ランニングをこなし「これまでで一番順調です」と調整に抜かりはない。今季は開幕からトップギアで走り抜ける。

 [2011年1月18日10時54分

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