異色スローガンで黄金時代ダ!

 ソフトバンクが26日、11年スローガン「ダ」を発表した。プレーオフ導入以降、日本一を逃し続けている現状打破へ、強い意思を込めた1文字。秋山幸二監督(48)はスタッフ会議を開き、2月キャンプでの若手登用や競争激化を徹底し、日本一への船出を宣言した。

 たった1文字に大きな思いは込められた。「ダ」。スタッフ会議を終え、異例スローガンを発表した秋山監督が、ソフトバンク黄金期への思いを言葉にした。

 「強い意思をもって勝利を目指して頑張りたい。昨年なしえなかった日本一をとるのが課題。みんなを1日も早く成長させ、強いチームにする。長く勝ち続けるチームにする」。

 リーグ連覇は当然と言わんばかり。見据えるのはダイエー時代含め、6連敗中のCS制覇(06年まではプレーオフ)と、その先の日本一。昨季リーグVを果たした指揮官は、悲願成就への「ダ」を2月宮崎春季キャンプでちりばめた。(1)若手登用ダ!

 「将来的なものを考えて若い人のチャレンジや吸収力に期待したい」。

 2年目今宮健太内野手(19)のA組(1軍)スタートを内定。ドラフト2位の柳田悠岐外野手(22=広島経大)も右膝手術明けのオーティズの動向によるが、A組発進の可能性を残した。若手育成は黄金期到来に欠かせない。(2)内川内外野指令ダ!

 「内川は内野も多少なりともやってもらいたい。外野と両方準備させる」。

 FA加入した内川を外野に専念させる予定だったがキャンプで内野守備も取り組ませる方針とした。内野ポジションは未定ながら、一塁になれば小久保vsカブレラVS内川の図式になる。(3)バトル歓迎ダ!

 「細川は西武のいい投手を育ててきた。紙面で田上がいろいろと言っているし、いい刺激になっている」。

 正妻を争う細川と田上が互いにライバル視している現況も、チーム内競争のあるべき姿とした。A組帯同の投手陣は昨年より3人増。野手も1人増とし、大所帯で競争させる。

 球団は「ダ」について、さまざまな意思が含まれていると説明。決意の「ダ」、断定の「ダ」、強い意思の「ダ」、団結の「ダ」…やるん「ダ」!

 勝つん「ダ」!

 超えるん「ダ」!

 「1文字のスローガンに無限大の想いを」と表された異色の旗印のもと、秋山監督が頂きへの挑戦をスタートさせる。

 [2011年1月27日11時8分

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