「8回の男」を歓迎する。阪神のストッパー藤川球児投手(30)が28日、小林宏の入団で「オレ流」の思いを強くした。先乗り合同自主トレ組を横目に見ながら、沖縄・宜野座球場で自主トレ。仕事場の環境が整い、トレーニングにも一層熱がこもった。
「僕は自分のことを、しっかりやり抜かないといけない。起用してもらったところで、自分のやることをやるだけ。(小林宏は)何度も電話もして、話しているので分かっています」。
「球児につなぐ」と公言する新セットアッパーは、06年WBCで世界一を味わったチームメート。野球の実力も、人となりも把握している。藤川は自分のことに集中して、守護神の役目を全うする決意だ。
05年にセットアッパーとして立場を確立してからは、中継ぎ投手陣のリーダー的存在を担っていた。その役目も今回の補強を機に返上する。
「今まではそう思っていたけど、それは下に任せる。自分がやったら一派みたいになるから、若い選手がやってほしい」。
すでに1つ年下の渡辺に心得を語った。30歳にして、新たなステージに立とうとしている。
今オフ、中継ぎ陣の整備に尽力した球団に対しても「ぼくのことを考えてくれるのは、ありがたい」と感謝の言葉も口にした。あとは結果で恩返しするだけだ。
[2011年1月29日11時46分
紙面から]ソーシャルブックマーク




