“持っている”佑ちゃんは何を持っても絵になる。日本ハムのドラフト1位斎藤佑樹投手(22=早大)が、キャンプ初休日となった4日は完全休養。沖縄の伝統楽器の三線(さんしん)を持って、名護球場の外野後方にあるビーチへ。グレーのジャケットに白いワイシャツ、デニムという爽やかな私服姿で、三振ならぬ三線を弾いた。

 「初めてでしたが、いい音色でした。沖縄の伝統文化を堪能しました。楽器の経験はないけど、1曲弾けるようになりたい」。以前、ピアノが得意なドラフト3位の乾真大投手(22=東洋大)から、カラオケの十八番である森山直太朗の「さくら」の弾き方を教わったこともある器用なルーキーは三線にも興味を持ったようだ。

 千葉・鎌ケ谷での新人合同自主トレが休日だった1月27日以来、1週間ぶりにリフレッシュ。今日5日から始まる第2クールは、キャンプ初の週末を迎える。【木下大輔】

 [2011年2月5日9時10分

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