楽天西田哲朗内野手(19)が“脱”振り子打法に臨む。沖縄・久米島キャンプ第2クール最終日の8日、2軍キャンプ地の仲里球場で新打撃フォームの習得に取り組んだ。今までは、投手側の左足を振りながら踏み込む「振り子打法」だったが、この日は足を高く上げて踏み込むスタイルに。仁村監督、安部打撃コーチら2軍首脳陣の助言を受けた。「体重を後ろに残した方がいいと言われました。感じは悪くないです」。高2で振り子にし、成績が急上昇。プロへの道を切り開いたフォームを離れるが、「まだバットの出し方がよくない」と2年目の成長へ向けて貪欲だった。

 [2011年2月9日11時51分

 紙面から]ソーシャルブックマーク