<オープン戦:ソフトバンク1-0広島>◇26日◇福岡ヤフードーム

 ソフトバンクの11年型オーダーで、ベテラン2選手が存在感を示した。6番一塁で先発した主将小久保裕紀内野手(39)が、4回の2打席目に中前安打。7番左翼の松中信彦外野手(37)も、中前安打で続いた。

 小久保

 去年はオープン戦で全然打たずに、皆さんに心配かけたから、まあ、よかったよ。

 松中

 1打席目は左足で我慢できずに真っスラをバットの先で打ってしまった。2打席目はそれが修正できた。

 この日は3番内川、4番カブレラ、5番多村のクリーンアップ。小久保が6番に入る新型打線の基本バージョンと見られる中、しっかりMKが結果を残した。

 小久保は松中の一打で三塁まで激走し「信彦の打球で三塁まで行ったから、まだまだやれる。(6番の打順は)前の打者が歩かされんようにせないかん」。実績十分の2人が強力布陣のポイントゲッターになる。

 [2011年2月27日11時29分

 紙面から]ソーシャルブックマーク