<オープン戦:オリックス7-3広島>◇20日◇京セラドーム大阪
オリックス後藤光尊内野手(32)が4打数3安打6打点の活躍で、開幕準備を整えた。4、5回に適時二塁打と2点適時内野安打を放ち、迎えた7回。1死二、三塁で広島シュルツの真ん中高めを右中間席に放り込んだ。「本塁打狙いではなく長打を打ちにいった」。来日3年間でわずか1被弾の抑え候補に浴びせた3ランで試合を決めた。
昨季終了後からほぼ無休で動き、春季キャンプでも連日居残りでバットを振り込んだ。早くから開幕の「3・25」を意識し、追い込んできた。疲れのピークを迎えた10、11日のオープン戦で2試合無安打だったのも計算通りだった。ただ、「4・12」に延期となり、「持っていき方が難しい。調子が上がってきたところですから。これを維持するのか波をつけるのか…」と再調整に頭を悩ませた。
青森県内の火力発電所で仕事中だった兄光快さん(36)が東日本大震災にあい、3日間連絡が取れず、不安な気持ちでプレーをしていた。無事が確認されたが、秋田県で生まれ育っただけに、被災地の惨状に胸を痛める。今は野球をするしかない。「まだフォームは固まっていない。映像を見ると思い描いているのと違うことがある」と話した。【押谷謙爾】




