西武としては、晴れることを祈るしかない。4月中のナイター開催見送り決定を受けて、対象となる西武ドームでのデーゲームを不安視する声がチームから上がった。朝から雨が降っていた21日、選手は照明をつけず薄暗い本拠地で練習を行った。シートノックやフリー打撃など一通りのメニューはこなしたが、試合となれば話は別。「打撃がしんどい。試合をやっても点が入らないんじゃないか」「ケガする可能性がある」といった意見が相次いだ。
渡辺久信監督(45)も「この(暗さの)中で試合は難しいかもしれないね」と渋い顔を見せる。練習中には機器で照度を測定。ナイターなら2900~3000ルクス程度、晴れた日は照明なしでも3000ルクス以上あるのに対し、この日は午後1時半の時点で440ルクスだった。
実際、外は快晴だった前日20日の練習でプレーにやりづらさなどは見られなかった。晴れればゲームでも支障はないが、問題は曇りや雨の日。西武鉄道が運行本数を減らすなど、企業ポリシーとして節電を進めているだけに、照明をつけて試合を行うのはハードルが高い。公式戦では観客が入ることで、さらにボールが見づらくなる可能性もある。大宮開催を増やすことなどを検討しつつ、今後も節電に考えを巡らせていくことになりそうだ。【亀山泰宏】




