リーグ連覇の道は決して平らではないだろう。ソフトバンク秋山幸二監督(49)の表情が、対外試合ラストゲームとなった日本ハムとの練習試合(7日、福岡ヤフードーム)を終え、今季最も険しくなった。投手陣が27試合の対外試合で初の2ケタ失点。日本ハムに連日の3盗塁を許した。打線は2点しか取れなかった。悔しさを胸に、シーズンでの激戦を予告した。
「今年もあれだな。パ・リーグは大変だっちゅーことやね。各球団いい状態できているんじゃないか」。
オープン戦、慈善試合、練習試合で14勝10敗4分けで終えた。そのうち同一リーグの対戦は4勝6敗1分けと負け越した。調整段階とはいえ、実際に対決した上での正直な思いに違いなかった。
12日のシーズン開幕へ、試合後には早くもメンバーを固める作業に入った。
「絞ったよ。(開幕は)野手16人。捕手は3枚でいく」。
野手を16人にまで絞り込み、投手陣は5人の先発投手に加え、救援陣を7人準備した。6戦目先発の岩崎を開幕当初は登録せず、捕手2人か救援6人かの最終決定は開幕後に行う方針も定めた。
あとは、昨年24本塁打のオーティズが開幕ベンチスタート濃厚な豪華布陣を、巧みに操るだけだ。前日6日には今季日程が決定した。9連戦が3度予定されている11年シーズン。
「今年も最後の1カ月が大事になってくる」。
昨年144試合目で手にした優勝の歓喜を、再びたぐり寄せる。




