初ものにお手上げ…。7日、京セラドーム大阪での練習試合オリックス戦で、新加入したオリックスのアルフレッド・フィガロ投手(26)に4回無安打に抑えられるなど、阪神打線が沈黙した。散発4安打で完封負けを喫した。

 最速148キロをマークした右腕をとらえられなかった。1回は鳥谷、新井が連続四球で出塁したが、2回以降は3者凡退を繰り返した。2回は金本、城島、俊介が140キロ台の速球で3者連続空振り三振に仕留められた。計5三振。4番新井も「球に力があっていいピッチャーでしたね」と新助っ投に脱帽するしかなかった。

 坂井オーナーまで「公式戦じゃなくて良かったですね」と苦笑いした沈黙の打線。和田打撃コーチは初ものに手を焼いたことを認めた。

 「速いにもいろいろタイプがあるからね。腕の振りと球が合わないとか、タイミングなんだよね」。

 だが、そうは言ってられない。4日後にはいやでもシーズンが開幕する。ライバル球団が補強した初もの投手との対戦は、避けては通れない。

 「今日のピッチャーはスピードもどれくらいかわからないし、球種がわかったくらい。公式戦ならスコアラーから報告があるし、今日みたいなことがないようにね」。

 和田コーチは引き締めた。シーズン中はスコアラー報告を基に、きっちり対策を立てないといけない。その前に…「最後はいい形でシーズンに入っていけるように締めくくりたい」。今日8日のオリックス戦(甲子園)で開幕へ最終準備を整える。【岡本亜貴子】