開幕ダッシュに失敗したチームの浮上は、黄金ルーキーの右腕に託された。日本ハムのドラフト1位斎藤佑樹投手(22)が、今日17日のロッテ戦で、いよいよ1軍公式戦デビューする。
試合前にキャッチボールなどで軽めに調整し、ロッテ相手に6-3とリードしている5回終了時に帰路へ就いた。「やっぱり緊張はしますね。でも、いい緊張感を持ってできています。甲子園に初めて出たときもこんな感じでした。(相手打線の)イメージはしていますけど、それよりも自分のピッチングです」と初登板へ思考を巡らせた。
しかし球場を離れた直後、状況は変わる。1点差にまで迫られた7回、セットアッパーの宮西が今江に逆転2ランを浴びて敗戦。借金は再び2となったばかりか、開幕から4試合で28失点と投手陣には厳しい数字が並んだ。梨田監督も「ダルビッシュやウルフなどあれだけの投手が打たれるのを見て、プロの厳しさを味わったと思うけど、自分の実力を見せてほしい。期待することは大だよ。課題?
これからは結果が課題」と強く結果を求めた。
オープン戦、練習試合では6試合19回を投げて13失点(自責点11)、防御率5・21と低迷した。10日には2軍のヤクルト戦でも7回5失点と打ち込まれたが、成績だけでは計り知れない期待感がある。通常、週末の3連戦は日曜日の客足が鈍いが、関係者によれば「3万5000人くらいは入りそうです。土曜日との逆転現象が起こっています」という。
くしくも同日に先発が予想される広島福井より、試合開始時間が早いだけに「先に勝ちたいですね。一緒に初勝利できたら」。遠く離れた早大の同期生に、エールを込めて宣戦布告した。【本間翼】



