<楽天3-5日本ハム>◇24日◇ほっともっと神戸
プロ入り4年目での「初体験」。日本ハム中田翔内野手(22)が同点の5回、二盗を成功させた。98試合目の出場で、初めて記録した盗塁。試みたのも初めてとあって「自分は2軍でも盗塁は決めたことがないので、良かった。チームが勝って良かったです」。このチャレンジが、4点目につながり、斎藤の2勝目を見事に“足スト”した。
5回2死、楽天川岸の内角シンカーを左前に運んだ。連続試合安打は「6」に伸びたが、この日の見せ場はその後にあった。一塁塁上で真喜志三塁コーチを凝視。確認したサインは…盗塁だ。「驚きとかはなかったけど、スタートよくということだけを考えた。自分は足が遅いので、スタートが悪いと余裕でアウトになるから」。投球は133キロ直球。それでも捕手の送球がそれたこともあり、楽々二塁へ滑り込んだ。直後に大野、飯山が連打を放ち、決勝点となる本塁を踏んだ。
1月に行ったハワイでの自主トレでは、上り坂で負荷をかけたチューブを引っ張るなど、徹底的に下半身を強化した。打撃フォームの安定がテーマだったが、“副産物”として脚力もアップした。先発全員の15安打で斎藤を援護した打線に、梨田監督も「先制できたしね。それに…足も使えた」と不敵に笑った。【本間翼】



