虎に逆襲!!

 広島前田健太投手(23)が、先発予定の今日26日阪神戦(マツダ)でリベンジを期す。25日は本拠地で最終調整。開幕戦の12日に甲子園で6回5失点KOされた相手だけに、気合を込める。

 「開幕戦で負けている。一緒の失敗をしないように。1回負けている。次は勝てるようにしたい。1週間に1回しか投げない。最低でも8、9回を投げたい」。

 今季本拠地初登板は特別な意味を持つ。やられたらやり返す-。12日はマートンに1回、先頭打者本塁打を許すなど、リズムに乗れないまま、黒星を喫した。本来の球威ではなく、正念場で制球の甘さも出てしまった。「最悪の開幕戦」と険しい表情で話すなど、煮え湯を飲まされた相手だ。だからこそ、全力で2週間前の悪夢を消しに行く。

 登板を重ねるたびに状態は高まっている。今季初勝利を挙げた前回の19日横浜戦(横浜)では、今季初めて最速150キロをマークした。「投げていくなかでだんだん良くなっている感じはあります」。沢村賞に輝いた昨季のような球の切れ味を取り戻しつつある。

 チームは引き分けを挟んで2連敗中。エースは「この前(19日)は僕が悪いなか、いい流れで勝たせてもらった。自分の投球で流れを作りたい。自分からいいリズムを作れればいい」と使命感を口にする。

 昨季は6度、連敗を止める快投を見せた。チームは貯金2。「連敗ストッパー」の役回りを演じ、安定した貯蓄生活をキープしたいところだ。【酒井俊作】