「風の子」はマリン風も心配無用だ。オリックスのドラフト1位駿太外野手(18=前橋商)が今日26日からのロッテ3連戦でQVCマリン名物に適応する。「群馬の風もすごいですから。前商のグラウンドでもセカンドライナーが本塁打になります」。海岸に近いマリンは10メートルを超える強風が吹く日もあり、野手泣かせで有名だが、上州名物のからっ風の下で育った駿太には免疫が備わっていた。
高校時代はほぼ中堅ひと筋。プロ入りから本格的に右翼でプレーしており、強風下でのプレーには対策もいる。マリンはファウルゾーンに打ち上がった打球がフェアゾーンに押し戻されることも多いだけに「試合前にいっぱい練習したいですね」と、佐竹外野守備走塁コーチのノックをたっぷり受けるつもりだ。
守備力を評価されているとはいえ、打撃に焦りもある。9試合で23打数2安打、打率・087と1割を切った。「僕は1本ヒットが出て、ぐんぐんいく打者ではありません。どうしたらヒットが出るか、理解しないと打てない打者。早くそれを見つけたい」。袋小路に入った自分を冷静に見つめる「風の子」は、まずは難しい守備から上昇気流に乗っていく。【押谷謙爾】



